スキルの育たない仕事をやり続けても意味がない件について

僕が工場で勤務して4年目くらいの時、ふと思いついたことがあります。
それは、
「今の仕事をやり続けてもスキルが伸びないのではないか?」
「スキルが伸びない仕事なんてやり続けても、将来的にリスクではないか?」
ということ。
自分の当時勤めてた工場では、ほぼ毎日似たようなルーティンの繰り返しでした。
当時のルーティンはこんな感じです。
- 点検表で決められた設備を点検する。
- 毎日、似たような設備トラブルを復帰する
- 生産中に流れてる物をサンプリングして、測定する。
- 品種切り替えのため、部品(設備)を交換する
- たまに不便だと思う箇所を改善する
一度覚えた作業をこなす毎日。それを2年、3年と繰り返し。
毎日点検をし、サンプル品を測定し、慢性的なトラブルを直す…
そもそもこんなことをやり続けたところで、将来どうなるんだろうか…?
そんな危機感を覚えました。
今回は僕がサラリーマン時代に下した、『とある決断』についてお話します。
何も持ってない人間にはなりたくない
僕は、40代〜50代になって、ただ年の取った無能なおじさん にはなりたくないと思ってます。
この人は〇〇の専門だと思われるくらい、何かしらスキルに長けてる存在になりたいと。
しかし当時働いてた工場では、
- 似たようなルーティンをこなす毎日
- しばらくして転勤、職場移動
- 新しい職場でまた一から仕事を覚える
- 1の振り出しに戻る…
という流れが定番化してました。
会社の先輩を見ても、これと言った専門性のある人はほとんどいなかったですね。
結局、途中で会社辞めたり、転勤、職場移動した場合は、0スタートになります。
その結果、社会人としての勤務年数だけが増え、専門性のない人間が出来上がるのです。
専門性がない人のやる仕事は、素人が少し覚えれば出来るような単純作業ばかり。
そして、単純な仕事しかやれないということは、「給料」が増えません。
それこそ会社辞めた際には、安月給の仕事しか雇われなくなります。
求人誌に掲載されてる広告のほとんどはスキルの育たない仕事
ファミレスの入り口によく、タウンワークなどの求人誌が置いてありませんか?
その雑誌を見ると・・・
飲食店やコンビニ店員、建設作業員など、初心者でも出来る求人が多数掲載されています。
例えば、飲食店のウエィターとしていくら仕事を頑張っても、その人自身のスキルは育たず、時給も上がりません。
それはコンビニ店員や介護職、工場の契約社員も同じです。
15年コンビニのレジ打ちやって伸びるスキルは、
レジ打ちが早くなる
というだけ。
店長にでもならない限り、時給が変わらないままです。
やればやるほどスキルの上がる仕事とは?
一方でスキルが伸びて収入の上がってく仕事を挙げるとすれば、漫画家がありますね。
極端に才能のない人は別として、漫画は書けば描くほど上手くなり、それに比例して収入の上がる確率が増えていきます。
ワンピースとかNARUTOみたいな長期連載してる漫画って、最初の方は絵が下手くそですよね?
試しに1巻と50巻を比べてみれば、だいぶ絵の上手さに差を感じるでしょう。笑
つまり、10年、20年漫画を極めれば、徐々にクオリティーが高まるのです。
一方で、工場の単純作業を繰り返してきた人は代わりがいくらでもいるため、希少価値もない、収入が低い状態になります。
24歳で下した決断について
こうして僕は24歳の時、以下の決断をしました。
やればやるほどスキルが伸びて、収入の上がる仕事をやる。
いくらスキルが上達しても途中で辞めては意味がなくなるので、
僕はまず、『生涯愛せる仕事とは何か』を考えました。
その結果、僕が極めようと思った仕事は2つ。
ブログとロックです。
- ブログでは、アフィリエイトとWeb集客のサイトを構築するスキルを高めたい
- 楽器ではロックの分野を極め、将来的にビジネスにしていきたい
こんな結論に至りました。
ブログは意識的にやればスキルがどんどん伸びるし、楽器は練習すればするほど上手くなります。
この2つを続けて20、30年経った頃、『希少価値』のある人間になると強く決意したのです。
もちろん、自分の極める分野には”ライバル”がたくさんいます。でもアフィリエイトもWeb集客も、途中で挫折する人が結構多いんですよね。
どちらも、やればやるほど脱落者が増え、ライバルが減っていくでしょう。
そんな時こそ積み重ねてきたスキルを試す、『最大のチャンス』ではないでしょうか?
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