会社の転勤命令なんか断りなさい。デメリットしかないぞ。

あなたが都内に住んでる人だとします。
そしてある日知り合いから、
君は来月以降、新潟に住みなさい
と言われたらどう思いますか?
ほとんどの人が 「はっ?」 となるのではないでしょうか。
「なんで他人に住む場所を決められないといけないの? いきなり今の生活捨ててまで、新潟に住む理由はない」と無意識に判断するわけです。では、それが知り合いではなく転勤命令だった場合、どんな判断をしますか?
不思議なことに『転勤命令』というだけで、拒否する人がほとんどいません。
ある日突然、得体の知れない土地に住めと言われてるのは同じなのに、会社の宣告になった途端に受け入れるのが、今の日本人の特徴です。
今回はそんな企業の文化である『転勤命令』に関して、僕が思う疑問を容赦無くぶっちゃけます。
本記事の目次
東京から新潟に転勤した知り合いの話
僕の周りに都内から地方に転勤させられた人がたくさんいます。
その中で東京から新潟に転勤した事例を紹介しますね。
彼に新潟に転勤してからの生活はどうかと聞いたところ、
- 遊ぶ場所がほとんどない。
- 女の子がほとんどいない。
- やることがない。
というネガティブな発言ばかりで、どうやら新しい土地に馴染めてないようでした。
それもそのはず。彼は元々、都会での生活を謳歌してた人間です。
その生活から自分の意図しない環境が変わるわけですから、ストレスが溜まるのは当然ですよ。
転勤命令は全て会社都合で決まる
僕の知り合いで転勤した人のその後を見ると、転勤する前より不幸になったパターンがほとんど。
転勤というのは会社の都合で決めたものでしかないため、不幸になるのは当たり前です。
例えば、本人がマイホーム購入したてなのに、強制的に訳のわからない田舎に生かされるのも、転勤あるあるです。
事実、会社は個人のために・・なんて1mmも考えてないですよ。
一応、社員のストライキが起きない程度の転勤補助は出すでしょうが、そんな雀の涙くらいのお金を支援されても足りないですよね。
転勤理由を語るサラリーマンを論破してみる
僕が「転勤は無意味。やめたほうがよい」と言うのに対し、一部反論してくる人がいます。その人たちの言い分は大きく2つあります。
- 転勤することが人生においてプラスになるから。
- 転勤を断って会社を辞めさせられると、生活が困るから(今の地位を失いたくないから)。
この2つは真っ当な理由のようで、実は根本的に間違ってます。
早速、それそれの言い分を論破してみましょう。
転勤するのはプラスになると思ってる件について
「自分は〇〇を学ぶために、〇〇で修行したい」という明確な目標があるなら、おっしゃる通りためになると思います。
でも実際はそうでないケースがほとんど。
なぜなら、会社の転勤命令というのはあくまで会社都合でしかないから。
- どこどこの部署に人が足りないから行って欲しい。
- 今の部署は人手が足りてるから、もう君はここにいなくて良い(地方に移動してくれ)
みたいな感じで完全会社都合で決まります。
この事実をよくよく考えて欲しいのですが、これって自分のためではなく会社のために転勤するということですよね?
自分意思でなく、相手都合で得られるものなんて、たかが知れてるのではないでしょうか?
転勤を断るとクビになると思ってる件について
今の地位や安定を失うのが怖いから転勤に従う人多いです。
しかしいくら安定を重視しても、人生幸せにならなかったら意味がないでしょ?
戦後間もない頃は、生きるために働くという考えだったが、今は人生を充実させるために仕事をしてお金をもらう時代です。
先ほどの知り合いみたいに、お金が安定しても、田舎で休日が面白くないというのは人生捨てたようなもの。
住みたくもない街に住むというのは、人生の幸福度が一気に下がります。
・自分が住みたい場所はどこなのか?
・その場所でどんな生活を送りたいのか?
という意思を持たずに、ただ会社都合で命令されたところに移り住むという人が、果たして幸せになれると思いますか?
総括!
何度も言いますが、転勤命令はあくまで会社側の都合で決められたことに過ぎません。
それを良いほうに解釈して、「新しい土地に住むのもありか」とか、「スキルアップに繋がるし」と思い混んでるのは失笑するレベルです。
自分の意思でなく他人都合で住む場所まで決められてるうちは、一生幸せになれませんよ。
あなたは会社命令だからってどの土地でもポンポン飛んでいくんですか?僕は、「自分は絶対ここに住む」、「絶対これをやりたい」という意思がしっかりしてるため、サラリーマンみたいに会社のカモになったりしません。
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